KIGUMIな日々

木工事が始まりました。

残した柱や梁などの構造材に計画している間取りに合わせて、木が組まれていきます。
実は、新築よりも難しいんです。
一棟まるごと新しければ、木材も組みやすいのですが新旧が混在すると、昔からある躯体（構造体）に合わせて、新しい躯体となる木材をあわせて行くという作業になります。

もちろん、プレカット（工場であらかじめ木材を加工してくる）ということはできません。大工さんが現場（現状）を確認しながら寸法、納め方などを検討して木を刻み、組み込んでいきます。（事前に図面で想定していますが、その通りに行かないことの方が多いです。）

大工さんとしては、腕の見せ所と言ったところでしょうか？

さて、S様のリノベーション工事には、常駐の現場監督がいます。


現場事務所完備で毎日、現場を見守っています。リク監督です！
私が現場に行くときは、必ず挨拶をさせていただいております。

帰りに「お写真一枚、いいですか？」と言い、一枚撮った瞬間に吠えられました。普段はとても大人しいのに。。。

「ごめんな！」と近寄るとカメラをクンクン。納得していただいたようです。ご協力ありがとうございます。


これからも宜しくお願いします。